前々回はOffice 365 Universityのサブスクリプション購入、前回はOffice 365 Home Premiumのサブスクリプション購入について、それぞれ検証しました。
検証作業では、何も考えずに同じMicrosoftアカウントを利用しましたが、それが思いもよらぬ結果に…
Office 365 Home Premiumの購入後、Officeのアカウントを見てみると…
なぜかOffice 365 Home Premiumが5年分のサブスクリプションになっています!!11
何が起きたのでしょうか…? よく分かりません…
とりあえず、Office 365 Universityの価格(79.99 USD)+Office 365 Home Premium 1年分の価格(99.99 USD)だけで、5年分のHome Premiumがげっとできました!O(≧▽≦)O ワーイ♪
実際に購入履歴を確認してみても、Home Premiumは1年しか課金されていませんね。Universityが$0.00 USDなのは、office.microsoft.comではなくMicrosoft Storeからの購入だからでしょうか?
さて、かなりの得をしてしまった感じの結末でしたが、これはこれでいくか問題点もあります。
- 台数制限の拡張が出来ないこと
- 逆の順番で購入するとライセンスがダウングレードされてしまうかもしれないこと
まず1の台数制限ですが、サブスクリプションを併用出来れば、最大でPC+Mac 7台まで利用出来たはずで、私もそれを期待していました。ところが、サブスクリプションが延長扱いになってしまったので、最大で利用出来るPC+Macは5台になってしまいました。
たぶん、5台以上のPC+Macを使いたい場合、異なるMicrosoftアカウントでサブスクリプションを購入する必要があるのだと思います。
次に2の購入順序ですが、先にHome Premiumを買っていたらどうなっていたのかを考えると怖いですよね。University 5年分にダウングレードされてしまうのでしょうか?
1人が購入出来るUniversityライセンスは1つなので私には検証出来ませんけど(出来てもしたくないのでたぶんしませんけどw)、UniversityとHome Premium両方の購入を考えている方は、購入順序には気をつけた方が良さそうです。
今回のUniversityとHome Premiumのサブスクリプション検証購入をまとめるとこんな感じです。
- UniversityにHome Premiumを追加すると、追加ではなく延長扱いになる。しかもUniversityの分の期間も含めてHome Premiumになる。
- 1アカウントで複数の個人向けOffice 365サブスクリプションを同時に利用することは出来ない模様。延長扱いになってしまうようなので注意。
さて、今回はちょっとしたイベントがあったので記事にしましたが、次こそはOffice 365サブスクリプションを利用したOffice 2013インストールの検証を行うはずです。おたのしみにー!!